<黄河流域も植林すべえ宣言>
| うーん、でかい!こんなところに植林するんかい?目の前に広がる黄河をみて、さすがのカズゴンもうなってしまった。霧の中に見えるのは、ダムによってせき止められた黄河。巨大な湖だ。「まず、はじめはあの半島から植えたらいかがですか?水もあるし、雨も結構降るんです。万里の長城付近よりは、条件はよいはずです」案内してくれた付さんは、事もなげに話してくれるのだが。 一瞬、後悔するカズゴンだが、根っからの大バカ野郎だから気にしない。人生短いから、失敗を恐れずに、前に進むべ!
「この黄河は、透明ですよ。泥が沈殿していますからね」付さんは、畳み掛けてくる。「じゃあ、ずーっと前は、黄河は黄色い河じゃなかったわけですね」 緑色の清水が流れを夢想しながら、ボーっとなった。 足元には、自然の雑木が生えているから、木が育たないことはないはずだ。 しかし、植えてどれぐらいしたら効果が出てくるのだろう。とぼとぼ、歩きながら石碑を見ると、1999年に植えたという記録がある。すると、植えてから7年になるわけだ。 木の高さをはかるため、付さん達に先に歩いてもらった。
どうだろう?2人の身長は175センチ位だから、3メートル50センチは超していることになる、高いものは4メートルぐらいにはなってるだろう。育つものなんだね。 この針葉樹何て名前だろう?結構密植されてるから、間伐なんかやるんだろうね。これぐらいまで育ってくれれば、植え甲斐があるというもんだ。 ボーっとしながら、のんのん歩いていると、ギャー!という泣き声がした。 何だろうと思ったら鳥だった。お互いに驚いたが、向こうには羽がある。ピョイと枝に飛び移り、こちらを見ている。 あの白黒の模様と、汚い泣き声は、カササギに違いない。付さんに、飛び移った木の名前を聞くと「アンズです」との答え。 ふーむ、カササギとアンズといえば、緑の地球ネットワークしかない。 ここは、大同かい?木が増えれば、虫が増える。虫が増えれば、鳥が戻ってくる。兎も戻ってくる。いい循環が始まってるんだね。 よし、わかった男カズゴン、ここにも木を植えよう。いや、みんなに呼びかけて、植えてもらおう
固く心に誓ったカズゴン、帰り道に思わぬ光景に出会った。落葉した木の下に、小麦が植えられているのだ。98年に長江が氾濫したのをきっかけに「退耕還林」という、耕地を林に戻す運動が始まり、農民たちの評判はすこぶる悪かったのだが、それを逆手に取る農民の知恵もすごい。 カササギは中国では、縁起のいい鳥らしい。ということで、今年もよろしくお願いします!てが、もう1月も下旬じゃない。
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