<もみじまんじゅう>

さて、今年のもみじは例年より遅く、広島県・宮島では今が見頃です。
(99年12月)宮島はもみじまんじゅうが有名ですが、そのもみじまんじゅうが中国・北京に進出です。

<顔>
この次々と出て来るもみじまんじゅう、甘い香りがしてとても美味しそうです。

もみじの手とは言ったもんだ。


<リポート>
もみじまんじゅうを作っているのは、政府系のお堅い出版物を発行している会社です。
この会社の幹部が2年前、厳島神社を見物したさい、全自動のまんじゅう製造器がいたく気に入って、機械を日本から送ってもらって商売を始めることになったのだそうです。

<職人の話>
「お菓子は10年以上作ってるけど、やっぱり機械の方が楽だね。伝統的な作り方だと手で作るから、大汗かかなきゃならないからね」

<リポート>
店があるのは会社の横の通りで、野菜や果物の出店に混じってお菓子売りの姿もあります。
機械によるもみじまんじゅう作りは清潔さが売り物で、製造課程がを外から見られるようにしてあります。食品当局の許可が下り次第、今週にも発売します。

<子供の話>
「ちょっと甘すぎるかな?外が柔らかくてとってもうまい!」
<アメ売りの話>
「こりゃうまいね」
<ポップコーン売りの話>
「このお菓子は中国で一番売れるようになるかもね」
<お菓子売りの女の話>
「私でも買うわよ。甘いもの大好きだから」

<リポート>(場所は香山)
北京の人は、日本人に負けないぐらいもみじが大好きです。
もみじ狩りでは、お弁当やお菓子をもって山に登ります。
食欲は旺盛で、ひょっとしたら日本人の2倍は食べるのではないかと感心させられます。

<食べる口、口、口>
<顔>
北京市を一望できるもみじの名所香山です。標高千メートルほどありますが、人人人の群れです。もみじまんじゅう、果たしてこの人達の心をとらえることができるので
しょうか?


<追記>
この話を書いたのは99年11月。しかし、ずっとボツのままです。なぜかというと、当局の販売許可が、いつになっても出ないからです。日本の最新の機械を導入したにもかかわらず、官僚主義の壁にはばまれて、全然売りに出せない。こんな大きな出版社でも真正面からやろうとするとこんなもんです。道端じゃ、腐りそうな食品が山のように売られて、それを食べて肝炎になっても、それでも鉄の官僚主義はアッパラパー。B級太鼓判!



(2000年2月2日)


級中国  もみじまんじゅう

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