2003年2月4日〜6日
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| 「三姉妹ハルピン珍道中」の巻
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新年と旧正月、ふたつのお正月を送ったと思ったらもう2月もおしまい。今回は旧正月休暇を利用して出かけた旅の記録をお届けします。目的地は中国東北地方いわゆる旧満州、黒龍江省の省都ハルピンです。 |
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2003年2月4日(火)北京→ハルピン |
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10:15 搭乗開始。 小さな飛行機で、席は通路を挟んでABとCDEに分かれている。「窓際、横並びで3席」で間違いない。カメラ好きの次女が窓際、謙虚な三女が通路側に座った。 |
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12:55 タクシーで空港を出発。 帰りは夜になるから、と空港での記念写真を撮ることにする。そのまま、撮影をお願いした運転手のタクシーに乗った。 「1.9元/km」(1元=約15円)とあり「高い車に乗ってしまったかも」と一瞬思う。北京のタクシーは1km1.2元か1.6元なのだ。 後になって、ハルピンのタクシーは1.6元と1.9元の2種類しかなく、しかも1.9元の方が多いと知る。 運転手、客待ちの列に並んでもいなかったのに、シャッター2回で市内開発区行きのお客を掴まえてさぞラッキーであろう、鼻歌混じりでエンジンをかけた。 いざ市内へ出発、である。 目指すシンガポールホテルまでは約50km、空港を出てすぐに立派な高速道路に乗った。周囲にはトウモロコシやコーリャンの畑が広がっている。雪は意外に少ない。広い空間を見て「ここで打ちっぱなしができる」と長女。さすが今ゴルフにお熱だけのことはある。 |
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13:25 ホテル着、チェックイン(タクシー代113元+高速料金20元)。 今回はハルピン在住である三女のお友達を通してホテルの手配をしてもらった。 ハルピンは氷祭りでオンシーズンとあって、フライトもホテルも混んでおり、特にホテルは旅行社経由でも予約できない状態だったのを、お友達が特別料金で手配してくれたのだ。 チェックインした1528号室はまだ清掃が終わっていなかったが、とりあえず入室。大きなダブルベッドの寝室に次の間が二つついたスィートルーム、ここにエキストラベッドを入れて、1泊1,500元だそう。 三女が、大学時代の友人で市内の日本料理屋さん勤務である吉田嬢と連絡をとって、この先のスケジュールを相談してくれた。そのあと売店で地図を買い、ロビーバーでコーヒーを飲みながらスケジュールを立てる。 15:40 タクシーでホテルを出発。 |
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15:50 中央大街着(タクシー代17元)。 松河江河畔に近い古くからの中心街で、石畳の道の両側はロシア式建築の風格を残す商店が並ぶ。 小ぢんまりしたロシア料理屋をカメラに収めたり、ロシア土産屋を覗いたり。女どうしの旅は気楽だ。 そのまま徒歩で松河江河畔のスターリン公園へ向かう。雪狐(?)を抱かせて5元で写真を撮らせる商売もあり。5元払わずに盗み撮りする日本人の女三人。 堤防を降りた所には、凍りついた河を利用して氷の娯楽広場ができていた。橇、独楽などに興じる地元市民多数。三姉妹は橇二つを交互に乗り回し、童心に返って北国の遊びを楽しんだ。料金は1人用橇10元、2人用橇20元、独楽5元、いずれも時間制限なし。お客さんを乗せて広場を一周する犬橇もある。 ハルピンの動物は働き者のようだ。 そしてお次は、この旅の主目的である氷祭り! いざ徒歩で会場へ向かう。道々、暖房用の石炭から排出される煤煙による大気汚染を話題にして歩く。天然ガスが導入される前の北京のようだ。 |
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![]() 堤防を降りた所には、凍りついた河を利用して氷の娯楽広場ができていた。橇、独楽などに興じる地元市民多数。 三姉妹は橇二つを交互に乗り回し、童心に返って北国の遊びを楽しんだ。料金は1人用橇10元、2人用橇20元、独楽5元、いずれも時間制限なし。お客さんを乗せて広場を一周する犬橇もある。ハルピンの動物は働き者のようだ。 そしてお次は、この旅の主目的である氷祭り! いざ徒歩で会場へ向かう。道々、暖房用の石炭から排出される煤煙による大気汚染を話題にして歩く。天然ガスが導入される前の北京のようだ。 |
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| 17:10 兆麟公園着。 ここは市内有数の氷祭り会場。来るまで知らなかったが、氷祭りの会場は市内にいくつもあるのだ。 しかも、街のあちこちに氷の像や氷のブロックでできた建物が置いてある。ハルピン全体が氷祭り会場であるとも言える。 入口はけっこう混んでいる。会計係の三女に入場券(大人30元)を買ってもらい中へ入ると、いきなり彩色ネオンを施した氷の建物が控えている。 中には氷の滑り台あり、竜宮城あり……。よく見ると氷の表面が煤煙で汚れている。氷祭り見物は夜に限るようだ。「乗り物関係が好き」という長女のリクエストを入れ、5元で2周するジェットコースターに興じたりして楽しい時間を過ごしたが、足の先から痺れるような寒さにはさすがに勝てず、 18:00頃 公園を後にした。 食事に行く前に、徒歩で中央大街へ戻りロシア土産屋でお買物。次女は携帯用リキュールボトルやウォッカ等を購入。リキュールボトルは登山用だと思いこんでいたが、ハルピンの寒さを体験してみて、ロシア人にとってはウォッカを入れて持ち歩くための日用品なのだ、と実感する。 |
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18:30 吉田嬢が勤める日本料理屋「鈴蘭」へ(タクシー代17元)。 ここは、これまた三女のお友達である中国人ランウェイさんが経営している。 ハルピンに日本料理屋は4軒くらいしかないらしいが、長期滞在の日本人も少なく30人程度しかいないそうで、お客様はほとんど中国人とのこと。ここで吉田嬢やお店の常連さん、後からはランウェイさんも交えて、ハルピンやお店の話、吉田嬢の体験談などたくさん伺った。 吉田嬢曰く「ハルピンは、瀋陽に比べるといろんな面で5年は遅れている。北京に比べたらもっと」。 瀋陽(しんよう)は遼寧省の省都であり、旧満州時代奉天と呼ばれた都市だ。 ハルピンはここより更に内陸である。 5年という例えが的確かどうかはよくわからないが、ハルピンの人たちがのんびりしていそうなことは確かだ。 北京に比べたら、少なくともサービスという面ではかなり遅れているのかもしれない。 ところで飲み物はもちろんハルピンビール。1990年創業で、中国では一番古いビール会社なのだ。 最近は「超乾(スーパードライ)」や「小麦王」等ラインナップも増え、益々人気を集めているらしい。 ラベルを収集したい次女は、空きビンを頂いて帰った。ちなみに食事代はランウェイさんのおごりである。ごちそうさま。 |
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11:00 ホテル着 三女は朝シャワーが習慣とのことで、長女と次女が交代でバスルームを使ったあとは、女三人のおしゃべり大会。 話はいつ尽きるともなく続くのであった。 02:00頃(たぶん)消燈。 謙虚な三女がエキストラベッドを使い、長女と次女はダブルのベッドを共にした。 |
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